懲りずに今年も『火垂るの墓』を

観てしまいました。何度観ても泣けますねえ。毎年いつも終戦記念日の頃にやっていた記憶があったんですが、今年はお彼岸に合わせてだったんですね。テレビ放送を観忘れてもレンタルで借りたりして何だかんだと毎年のように観ています。今年も直前までテレビ放送されることを知らなかったんですが、2ちゃんねるニュース速報板で「結婚を目前にした中国人女性が肥溜めで溺死」というショッキングなスレを何となく覗いていたところ「日本でも昔はこういうことあったんだよね。今『火垂るの墓』観てて思い出したんだけど」という書き込みを見つけて、急遽テレビをつけた次第。

「滋養なんてどこにあるんですか!」と病院で真似てみたことがあるという西原理恵子が「『火垂るの墓』には中毒性がある」と書いていたように思います。サイバラといえば今年3月にダンナの鴨ちゃんこと鴨志田譲さんが亡くなりましたが、先日古書店で買った『人生一年生』という本に在りし日の旦那さんのグラビア特集があって「余命は持って4年くらい」と書かれていました。実際には2年ほど長かったものの、何となくわかっていたんですかね。

泣けるアニメといえば『フランダースの犬』のテレビ最終回も、犬だけにパブロフの犬状態で涙腺が決壊します。レンタル店にあったDVD最終巻の背表紙がまさにそのシーンでネタバレなのには苦笑しましたが、劇場版に到っては表紙からして最後のシーンでした。近くの棚に大滝秀次の朗読による『ごんぎつね』の絵物語ビデオがありましたが、これも泣けそうです。検索してみると『ごんぎつね』は『日本むかし話』バージョンもあるようです。あと『100万回生きた猫』はアニメになってるんですかねえ。