ローゼン閣下・麻生太郎 VS オタクエリート・鳩山由紀夫

民主党の党首が鳩山由紀夫氏になりましたね。彼は10年前にも党首だったことがありますが、今回は少し事情が違うようです。というのも由紀夫氏はかなりの漫画オタクらしく、ローゼン閣下こと麻生太郎総理の対抗馬としてはうってつけの人材だから。

今から4年前の2005年には『オタクエリート』という雑誌において表紙を飾るとともに『文化・産業としてのオタクコンテンツ』という論考を寄せていました(実物を読んでいないので、インタビュー形式だったかもしれませんが)。ローゼン閣下の好きな作品は『ゴルゴ13』と『こち亀』だったりして、『ローゼンメイデン』はたまたま空港ラウンジで読んでいただけで特に思い入れがあるわけではない模様。ディープなオタクというより単なる暇つぶしのマンガ読みというのが実情かと。

対してオタクエリート党首の2005年当時のフェイヴァリットは桂正和の『I''s(アイズ)』だそうで。僕も『ウィングマン』世代なもので好きな漫画家さんですが、オタクを標榜するに当たり、なかなか絶妙のチョイスでは。総理の「アニメ美術館構想」を非難しているようですが、そもそも臨海区域にジャパニメーションの聖地を作ろうという計画は、鳩山氏自身が考案していた記憶があります。はてさて今度の選挙の争点は「オタク対決」となるんですかねえ。。。