『銭ゲバ』最終回がエヴァ風だった件

この手のやり方は今更な気もしますが、面白かったです。貧乏も富豪も似たようなもので、普通が一番てことですかね。ラストはたけし版『座頭市』みたいだった。『DEATH NOTE』のライトみたいな感じもした。L役だったこともあって面白い。そういう比較をしたところで、何の意味もないのかもしれないけれど。相似形云々は何の効果を狙っているのか。創作物の相互関係を明らかにすることで、作品地図を作る。なおかつ分析の手がかりとするってところか。田口トモロヲがアングラ劇団のチケットを買わせるシーン。ポスターには「脚本・寺田修司」とある。これは1970年の映画版の主演が唐十郎だったこととも関係があるのだろうか。あと、原作びいきはどうかと。手塚治虫なんて原作者とアニメ監督を兼務していながら、両方とも別個の作品と捉えていたのだし。