「東浩紀のゼロアカ道場」エントリシート

これを書いているのは実際には4月に入ってからなんですが、ゼロアカ道場がらみで日付が並んでいたほうがいいかと思って3月2日にしておきます。

論文は全て公式サイトでも公開されましたが、エントリシートは未公開。僕は一次関門を突破できなかったこともあって、そもそも参加すらさせてもらえなかった方々の無念を少しでも晴らしたいとの思いから、今後の参考にでもなればとエントリシートも公開してみることにしました。

ペンネーム(必須)コナン・エドガー

■略歴(必須)

北海道立倶知安高等学校卒業。京極夏彦氏の10年後輩。私立和光大学人文学部人間関係学科中退。幼少期は宇宙や科学が好きで、マッドサイエンティストに憧れていた。思春期には野球部やサッカー部に在籍。10歳から朝刊配達をしていたため、足だけは速かった。中2の頃より文学に目覚め、中3 でSF小説を応募。地方紙に政治的な投書が何度か掲載。高校演劇部で自作自演劇を発表。文庫復刊を呼びかける文章が2誌に掲載。新聞奨学生をしながら2年間予備校に通うも、国語と小論文以外の成績が上がらず。小論文と面接で和光大学に入学。岸田秀ゼミに在籍。哲学系サークルの代表を務めたり友人らとイベント系サークルを結成するも、鬱々とした日々を過ごす。ゲームのテストプレイヤーを3年。短歌に傾倒。4年在籍するも卒業できず。大学中退後3 年ほどは、肉体労働や営業職を転々。PCの必要性を痛感し、ひきこもり生活で最低限のスキルを習得。ネットがきっかけでAVの仕事をしたりポエトリーリーディングに参加。小説家志望の肩書きでテレビ番組に2回出演。最近はPCテクニカルサポートやWEBサイト編集など、派遣のオフィスワークに従事。

■志望動機(必須)

一億総評論家の衆愚などと揶揄される昨今、浅田彰に自らを過去の者とまで言わしめた東浩紀氏が2ちゃんねるを巡回していることを知るにつけ、ねらーの展望に活路が見えた気がします。ポストモダンを論じるのではなく、評論そのものがポストモダン文学たりうることを証明してみせます。手始めに大場つぐみ西尾維新説を検証します。L=西尾氏×キラ=J(太田克史氏)説が周知となる近未来を目論んでいます。

■得意分野(必須)

精神分析社会学文学史、現代詩、SF、ショートショートファミコン、ジャズ、J-POP、2ちゃんねる、IT業界、ケータイ業界、アダルト業界、ガロ系、ジャリコミ、ヤングアダルト

■最近起こった出来事で興味のあるテーマ(オプション)

佐藤友哉三島賞受賞。キャラクターズ。中沢健氏映画公開&講談社BOX新人賞「あしたの賞」受賞。英知出版倒産。アスキーが角川傘下に。新雑誌「ライバル」発売予定。はてな本社が京都に移転。Texpo。

■近況報告(オプション)

上京16年目。内縁の妻&猫2匹との同棲5年目。小説家志望を言い訳に派遣社員として細々と生活。ヤングハローワークに通える最後の年齢になってしまったこともあり、身の振り方に焦りを感じる今日この頃。

■趣味・特技等(オプション)

現実逃避、誇大妄想、飲酒、喫煙、セックス、指パッチン、作詞作曲歌唱、ネットサーフィン、書店巡り、深夜徘徊、昼寝、ひきこもり、夢日記、風呂場での考え事、整理整頓、表作成、小論文、読書、小説執筆。

■HP又はブログのアドレス(オプション)http://shinichikudoh.fc2web.com/

改めて読み返してみると顕示欲まるだしの酷い内容ですが、ゼロアカ道場のコンセプト自体「キャラ勝負」だったということで参加が許されたのでしょう。さもありなん一次関門突破者の方々の論文は文章力や構成力もさることながら、何より見事にキャラ立ちのアピール力に満ちています。

2ちゃんねる哲学板の東スレでは「個人を特定させるような文面は、杏の心象操作をもたらしかねないのでケシカラン」といった反応を寄せる方もいらっしゃいますが、むしろそれこそ大事なポイントだったわけです。

僕の論文は未熟さをさておいたところで、誰が書いたか判然としない点においてもスレ違いだったのかもしれません。