初めての欠勤

派遣社員という中途半端な立場なもので職歴を書くのに苦労するのですが、いま所属している派遣会社での勤務は通算3年を越えたところ。うち2年弱がPCサポートの仕事で、半年がテレビ関係のリサーチ会社、現在はゲーム会社8ヶ月目です。


現在の派遣先での仕事は数々のスキルアップもさせてもらい非常にやりがいもあるので、下手にネガティブな印象を持たれてクビになってもまずいので(そうじゃなくても社会常識的なことではありますが)、どんなに体調を崩していても無遅刻無欠勤を貫いてきたのですが、ここにきてとうとう、色々あって休んでしまいました。


ずいぶん前から原因不明の腰痛があったり責任の所在が不明確な一部の業務のことで苛立っていたりというようなことはあったのですが、どうにも疲弊してしまって土日の休みでは足りなかったのです。会社には平謝りして明日は復帰すると伝えました。


今回の原因は単純なことでもないのですが、仕事や人間関係や表現について思い悩んだ末のことかもしれません。腰の痛みが取れないのも当然あるとは思うのですが、数ヶ月前に病院に行っても何も効果がなかったので、これについてはしょうがないかなと考えています。西洋医学ではなく鍼灸や整体をやりたい気もするのですが、継続中の歯の治療費も馬鹿にならないので如何せん金銭的余裕がないため、すぐには難しそうです。効果があるかどうかもわからないわけですし。


そういえば昨年PCサポートの契約を止めた時も右肩の激痛で右手が思うように動かせなくなったためだったのですが、それもMRI検査などで3万円近い医療費を払った挙句、原因不明でした。「テクノストレスの可能性もあるので、PCに触らないほうがいいでしょう」というようなアドバイスもあったため、契約期間満了までの1ヶ月間の勤務をそれまで使えずにいた有給扱いに無理やりしてもらおうと交渉したのですが、結果的には7割ほど適用してもらい、その期間も含め1ヶ月程の休養を経て体調が戻ってきたという経緯がありました。PCに触れなかったものですから、ネットを見たり小説の執筆なども出来なかったわけです
が、充実した日々を過ごせたように思います。


本来は有給期間を終えたらすぐに次の派遣先に勤務したかったんですが、自己都合で契約解除したせいもあってかなかなか話が来なく、派遣以外の方法も模索しました。但しそこでネックになったのは2年以上の派遣期間で払い続けてきた厚生年金や保険料、少しずつあがっていた給料でした。派遣会社の決まりでは、1ヶ月あいてしまうと残りの有給がなくなってしまうというので何とかしたいと思っていましたが、それは結局ダメになりました。僕としては有給というものは会社の福利厚生ではなく国家の法律に定められているものなのだから勝手になくしてしまっていいものだとは思えないのですが、まあそれは今更いってもしょうがないことですね。


それはさておき今回のミクシイ上でのことですが、簡単にいうとリアルの知り合いで人間的に許せないと思う人たちが2人ほどいまして、現在どちらもマイミクにはなっていないのですが、マイミクのマイミクという形だったりして書き込みを見ざるを得なかったりするのが嫌で、暴挙に出てしまったというわけです。それが誰なのか、何が嫌なのかについてはあえて言いません。わかってもらえないなら残念ながら縁がなかったということです。


最後に少しだけ、僕のこだわりについて書きます。


売れるものを作るのは決して悪いことではない。
そういう意味では、企業や表現者個人に差はない。


成功者自身は素晴らしいが、成功者の取巻き連中はみすぼらしい。取巻きの取巻きに到っては論外。成功者が客として自分を観に来てくれたら嬉しいけれど、同じ舞台に立ったところでレベルの差は歴然としている。


一瞬で夭逝したシド・ヴィシャスと体当たり芸人としてお茶の間で老醜を晒すジョン・ライドンだけがパンクである。


歌会やファミコンや漫画が日本の誇る文化であるように、ジャズやロックやワーズ・スラムは英米の文化である。


テレビやCDや本と同等のグルーヴならライヴで観る必要はない。ミュージシャン同士の殴り合いやライヴハウスの破壊、ステージ上でのストリーキングや脱糞。往年のアングラシーンを支えてきたような熱気は、今やどこに行ってしまったのか。


ボクシングは命をかけた殴り合いだ。拳を言葉に置き換えてみても同じことだろう。辛辣な言葉の殴り合いで敗者は精神崩壊、歴代チャンピンさえも栄光とともに後遺症に苦しみながら生きていくしかない、シビアな世界なのだ。


てなわけでまあ、いい年をこいたおっさんが仕事を休んでおいて何いきまいてんだか、という感じですがね。