大仰な言い回しにて

大仰な言い回しにて
平坦な吾が日常を記す
虚しさ


日記のページに先月と今月分をアップしました。しかしものぐさな僕の日記ですから先月分はたったの2日分しかないというひどい有様です。人気サイトを運営しているウェブマスターの方々は皆さんまめに毎日日記を書かれていてすごいなと思います。有名人のサイトを覗いてみても毎日書かれてる方が結構いらっしゃって頭が下がります。まあ僕が毎日日記を書かないのはものぐさだからという理由だけでなく、そもそも日記に書くような刺激的な日々を送っていないということもありますから、多忙の最中日々日記を書き続ける有名人の方々は書くことに困らないほどに刺激的な日常を送っているからだといえないこともないですけどね。とはいえやっぱりすごいことには変わりないですね。


ちなみに毎日日記を書かれている有名人にはどういった方々がいらっしゃるかと言いますと、まずは月刊書籍情報誌「ダ・ヴィンチ」にてオンライン古書店経営にまつわるルポを好評連載中のフリーライター北尾トロさんです。なんと日刊でメルマガの発行を続けるというパワフルさですから素晴らしすぎます。フリーライターの中にはそれ一本では食べていけずアルバイトと兼業することでやっと生活している人も多いと聞きますから、トロさんのように活躍するためには日々たゆまぬ努力を続けるタフな行動力が必要なんだろうなと思います。


そういえば今日は「ダ・ヴィンチ」今月号の発売日ですね。ってこんなことを書くと5日の日記と言いながらもう日付が変わってしまっていることがばれてしまいますね。ほんとどうしようもないです。でも日付をごまかしているのには理由がありまして、まだ日付が変わったばかりなのでこれを昨日の日記ということにしておけば今夜も日記を書けるということで、今月は出来るだけ日記を書き続けようという決意が込められているわけですのでどうかお目こぼしの程をお願い申し上げます。


ちなみに北尾トロさんが経営されているオンライン古書販売サイト【杉並北尾堂】には僕が運営のお手伝いをしているオンライン古書販売サイト【古本すうさい堂電脳部門】へのリンクを張って頂いておりますもので、大変感謝致しております。どちらのお店も店主独自のセンスが如実に反映された非常にユニークな在庫のラインナップが魅力的なお店でありまして、個性的な感性をお持ちの方ならきっと楽しめること受け合いだろうと思われますので、是非ご訪問されてみることをお勧め致します。ところで両店のコンセプトは【北尾堂】は「廃本専門」、【すうさい堂】は「モンド本専門」、ということで、微妙にかぶっているような気もしなくもないですがよく見比べてみますとそれぞれの違いがわかるものと思われます。知名度・物量ともに【北尾堂】の方に明らかに軍配が挙がる部分はありますが、【すうさい堂】店主と一蓮托生の思いを抱く僕の立場としましては甲乙付けがたきものと思いたくもあったりします。てなわけで違いのわかる本好きの皆々様におかれましては、各店の個性豊かな差異を楽しみつつ両店ともどもに御用達賜りますようご支援の程を宜しくお願い申し上げる次第であります。


それで日記の話の続きですが、毎日日記を書き続けている有名人の方って結構いらしゃるものなんでしょうか。僕が他に知っている毎日ご本人によって日記が書かれてる有名人の方のサイトには、漫画家の和田ラヂヲさんのサイト【RADIO WADA HOME PAGE】とAV男優の加藤鷹さんのサイト【加藤鷹Official web site】(ここは無断リンクはまずいようですのでリンクは張ってません。見たい方は検索エンジンで検索して下さい)があります。どちらも何だか意外な人選かもしれませんね。


レイディオさんの日記には彼が日常生活で見つけた面白いものが色々と紹介されておりまして、シュールギャグ漫画家ならではの観察眼の奇抜さを窺い知ることが出来ます。ちなみに和田ラヂヲさんには以前Eメールにてファンレターを送ったことがありまして、その後特に返信などはなかったのですが、なぜか年明けに年賀メールを頂きました。署名欄に「和田ラヂヲ(本人)」と記されていて面白かったです。


ゴールドフィンガー加藤鷹さんの日記はそこかしこで炸裂するオヤジギャグの数々が見物です。最近はテレビに登場する機会も多いので芸風が知られるようになりましたが、僕が彼のサイトを見つけた頃はそんなにテレビには出てませんでしたので、こんな人なのかと驚いてしまいた。普段はおちゃらけていても決めるときは決めるわけですね。そりゃもてるわけだ。エッチするのが仕事なわけだから経験人数5000人でも不思議ではないですが、素人時代からすでに500人斬りしていたというのはさすがにすごすぎます。加藤鷹さんは早稲田大学に程近い弁天町というところで一度偶然お見かけしまして、握手をしてもらったことがあります。あの辺には有名なAV専用の大きなスタジオがあるんですよね。ご本人はかなりかっこよかったですよ。というわけで、特に僕と関わりのある方々というわけではないんですけどね。ちょっとした話題として名前を挙げてみた次第であります。


なんだか妙に長ったらしくなってしまいました。あまりにも暇なものですからね。「だったら毎日日記ぐらい書けよ!」と僕の日記を読むことだけを人生の数少ない楽しみのひとつにしていると言う僕の脳内の住人である工藤伸一フリークのおっさんがわめいている声が僕にだけは聞こえたのですがこんなこと言ってたらやばいですね。いやいや僕は決して狂ってなんかいませんよ。ただちょっとだけ変わったところのある皆さんの大切なお友達のひとりですからそんな異形の者を見るような目つきで遠まきに見ていてはいけませんよ。ウヘヘヘヘヘヘヘ。ガオ〜食べちゃうぞ〜。うんこちんちん。ずんどこべろんちょ。がちょ〜ん。だめだこりゃ。ん・がぐ・ぐ。え〜ちょっと壊れかけてしまいましたが、意味のないことを書き連ねてみたらなんとか持ち直しました。んなあほな。


あ〜それはさておき、日記のページに過去の日記を再録するに当たりまして、【今日の短歌】という項目を付け足すことにしました。これは日記の内容と関連したテーマの新作短歌を日記とセットにして公開するという試みであります。別に有名人でもネットアイドルでもない僕の日記を毎日読みたいと言う酔狂な人は僕の数少ない友人以外にはそうそういないだろうとの考えから編み出した苦肉の策だったりもします。とはいえ短歌にしてもそれほど読みたい人がいたりはしないものかもしれませんが、日記よりは多少は集客力があるのではなかろうかと思いますものでこのスタイルでどうにか今後も続けていこうと考えております。


それにしても何故日記を書くのかと問われるとそれほど意味があるわけでもなかっりするのですが、いうなれば文章を書く練習としての筆ならしみたいなものかもしれません。当然僕は皆さんもご承知の通りプロの歌人などではありませんが、実は自作の短歌の一部をプロの歌人の方にお褒め頂いた事がございますもので、まあ手練れた素人と呼べるくらいの作品はご提供できるものと存じます。というわけで、先月と今月の日記のページももしよかったら覗いてみて頂けるとありがたいですね。


ちなみについ先程久々に和田ラヂヲさんのサイトを見たら、日記は毎日ではないようです。でも月に20日以上は書いてらっしゃるようですので、まあほぼ日刊(by 糸井重里)ってことでしょうね。あやうく嘘を書いたままにしてしまうところでした。文章を人に伝達する時には書いた内容に誤認がないかどうかちゃんと確認をしないと危険ですね。いやはや何とも勉強になりました。