ゲーム『ラブプラス』レビュー

コナミデジタルエンタテインメントニンテンドーDS、二〇〇九年〜

ラブプラス

ラブプラス

十羽野高校に転校してきた二年生の主人公が、同級生のお嬢様・高嶺愛花(声:早見沙織)や下級生の小早川凛子丹下桜)、バイト先の姉ヶ崎寧々皆口裕子)と仲良くする恋愛シミュレーション。豪華声優陣の起用も話題を呼んだが、既存のギャルゲーと大きく違うのはスキンシップの導入。ニンテンドーDSのタッチパネルを有効活用した結果であり、タッチペンではなく指を使えば更に臨場感が増す。この機能は同社の女性向け恋愛シミュレーションときめきメモリアル Girl's Side 1st Love』にも搭載されている。現実の親子や恋人の関係を保つ上でもスキンシップが大切なことを思えば当然の流れだ。残念ながらキャラがユーザを触ることはできないが、声に出して名前を呼んでくれるのは気が利いている。なおゲーム内時間がリアルタイムなのでマメにキャラを構う必要があり、現実のパートナーがいる場合には修羅場にならぬよう注意が必要だ。(400字)

※批評誌『新文学04 現代文化のセクシュアリティ原発事故へのアクション』寄稿レビューと同じです。
松平耕一編(主催者ブログ:文芸空間
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