実名ブログ

はてなスターを辿ってみたら「実名ブログ」が話題になっているらしいです。久米信行さんの「ビビリな若者たちよ!! 実名ブログで自分を「見える化」する勇気を!!」という文章がきっかけなのかな?
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20080408/298256/

2001年にホームページを開設して以来ずっと実名だった僕には興味深い話題です。ブログ=ビジネスツールと思っているわけではありませんが、実名が信頼性に繋がる可能性はあるでしょうね。実名だと無責任なことは書きづらいですから。僕自身はといえば事実確認もそこそこに安易な推測でいい加減なことを書き散らすことも多々ありつつ、実名ゆえに多少なりとも文責に無自覚ではいられないのも本音です。

匿名にこだわる人にとってのインターネットは実社会とは別人格で好き放題に発言できる場なんだと思います。それはそれで構いませんが、インターネットの本義は、社会の物質的な側面とは別の精神的な繋がりを明らかにするものなのではないかと思うのです。

同じ現実空間に集まる人々の物質的な人間関係とは別の、同じ仮想空間に集まる人々の精神的な人間関係を目に見える形で把握できるのが、ハイパーリンクシステムのすごいところ。当然のことながら商業ベースで利用されることが多いとはいえ、それは物質的な現実空間においても同じことです。

しかしながら仮想空間で得た情報を現実空間にフィードバックするうえで匿名が弊害となることも考えられると思うのです。なんだかうまくまとまりませんね。また思いついたら追記しますw