完全面白主義(by ガロ編集長時代の南伸坊)

霊界の家は4畳半から6畳程度(丹波さん訃報記事より)


できれば広い部屋に住みたいですが、身体がないうえに寝ることがないとなると、そもそも部屋が必要ないような気もしますが、どうなんでしょうね。なんにせよ、こういうセンスは面白いですね。


正しいかどうかはさておいて、面白ければいいんじゃないかと考えてみて、ふと岩波文庫のH・G・ウェルズ「透明人間」の解説を思い出しました。手元に無いので記憶を頼りに書きますが、こんな感じです。


「透明人間は、まぶたも透明なので目を閉じても外が見えてしまうと説明されているが、そもそも網膜が透明なら目が見えるはずはない。しかし、この小説が持つ面白さの前では、そんな細かいことはこの際どうでもいいのである」