宗教と戦争の関係について

今回のテロ行為はイスラム原理主義者の犯行であろうとの見解が世論を賑わわせていますが、そもそも戦争と宗教とは常に深い関係にあるものであると僕は考えているのです。


それは日本も例外ではなく、第二次世界大戦の折には戦争の必勝祈願のために日本国民全員が靖国神社にお祈りをし、たくさんの兵士たちが神のために戦って死んでいったのです。さらに神道を信仰しない者は非国民として投獄され、ひどい仕打ちを受けた挙句に多くの罪無き人々が獄中死を遂げています。このような歴史を見るにつけ、大日本帝國時代の日本のやってきたことも、イスラム原理主義となんら変わらないのではないでしょうか?


そして今もなお、そういった血塗られた歴史の遺物である筈の靖国神社に首相が参拝をしていたりするのですから、わけがわかりません。いうなれば靖国神社に日本の総理大臣が参拝するという行為は、ドイツの首相がナチス軍を褒め称えるようなものであり、極めて狂気の沙汰であるとしか僕には思えないのであります。