ケータイ・Wii・せどり

ケータイでネットできないので、PCを使っています。実はケータイの定額サービスがなかった頃にネットに繋ぎ過ぎて毎月のケータイ代が5万円位だったりして家計の遣り繰りができなくなってしまった反省から、もう5年以上プリペイドを使っているんです。今ではケータイの機能も格段に進歩して、通信速度も画質もモバイルPC的になってきているわけですから、使わないのも損かなと思いつつ、プリペイドでの月額維持費が1000円以下だったこともあって躊躇してきたわけです。それでもどういうわけか仕事でケータイサイト運営に携わってしまったりしているのですから、不思議なものです。

さてそんなわけで久々にFC2のミニブログ「PIYO」に書き込んでみたのですが、本当はケータイの話がしたかったというより、ミニブログの利点であるリアルタイム更新の面白さを享受するには、やっぱりケータイで利用するのがいいんだろうなあ、ということが言いたかったんです。ちなみにこの文章、ひとまず「PIYO」に書いてからここに転載しています。

それはさておき、ここでやっと本題に入ります。暑いのが苦手なのもあってこのところ体調も優れず引きこもりがちだったのですが、今日は久々に近所より遠くへ出かけました。Wiiを売却したのです。ドラゴンクエストソードやりたさに買ったんですが、もうクリアしちゃって、他のソフトを買う金銭的余裕もないので全く遊んでなかったものですから、これはもう買取価格が高いうちに売っちゃったほうがいいと考えたわけです。

買取価格をネットで調べると、Wii本体は殆ど2万円以下でした。ドラクエソード発売日前後は新品のWii本体が品薄だったため、買取価格も定価2万5千円のわずか2000円引き位と破格だったことを考えると、下がったものです。実は僕自身も新品が買えず未使用の新古品を500円引きで買ったんです。

そんなわけで開封済みの中古品の買取相場は先月末には2万円位となり、今月に入ってからは1万7千円まで下落。なんとか2万円にはしたいと探したら2万1千円で引き取ってくれる店を見つけました。自転車でも行ける距離に支店があることもわかり行ってみたら、在庫が多いからと2千円値切られましたが、交渉の末2万円になりました。ドラクエソードは買取価格の高い別の店に売りました。ソフトや周辺機器も含めて、約2万8千円。

購入価格は3万7千円だったので、差額9千円。PSのソフトを一緒に売った分が千円だったので、正しくは1万円になります。「はじめてのWii」を彼女と一緒に少しだけ遊んでから「ドラクエソード」をクリアしただけで手放すのが良かったのかどうか気になってWii本体の「カレンダー機能」で日付を遡ってみると、総プレイ時間は40時間弱でした。「ドラクエソード」が最短10時間でクリアできてしまうボリュームなこともあって、思ったより少ない。

それでも35時間位として1万円で割ると、1時間当たり286円位ですから、まあネットカフェ程度の出費で済んだという計算になります。ちなみにこれ、Google検索に数式を入力してダイレクト計算できる機能を使って算出したんですが、「10000/35」と入力すると答えの数字の下に出る検索結果の第1位が「AV風俗嬢一覧」なのが可笑しかったです。なるほど「性感ヘルスが35分1万円〜」というところが反映されたわけです。

ゲームを売った帰りにブックオフで100円本を5冊買いました。その際100円本コーナーにすごい勢いで本をカゴに入れては棚に戻したりしている人がいるので、最初は店員かと思ったんですが、私服なので変だと思ってよく見ると、時々ケータイを見ながら本を選んでいるので、いわゆる「背取り師」だったようです。個人なのか他店の店員なのかは不明ですが、おそらく個人でアマゾンの相場なんかをチェックしながら買っていたのでしょう。

背取り師」というのは転売目的で本などを買い漁る人のことです。昔からそういう人はいたようですが、かつての「背取り師」のイメージは、本好きが昂じて古書店巡りを日課とするうちに何時の間にかそうなっていたというような、ギャラリーフェイクのフジタみたいな格好よさを感じますが、ネットで調べながらというのは、美学を感じないといいますか、余り好きになれません。まあ生活がかかっているんでしょうから、他人が口を出すことでもないんですけれど。